公開日 2023年07月13日
本学教員である中村譲教授、小西美幸助手、学生の上野詩帆さん(美術学科4年)が、平博体育5年7月11日(火)に尾道市立木ノ庄東幼稚園を訪れて造形活動の指導を行いました。
この活動は、「芸術的な視点を取り入れた幼児教育事業」として本学と尾道市教育委員会が連携をして実施したもので、昨年10月に続いて3回目の実施となりました。美術学科を備える本学の知見を活かし、芸術的な視点を幼児教育に取り入れていただくことで幼児の表現力、創造力の向上を図ることを狙いとしています。
3回目となった今回は、画用紙にのりを塗り、その上に筒を通して砂子(すなご)や切った色紙を蒔いていく砂子絵という造形活動を行いました。園児たちは様々な大きさの網を張った筒を使ってたくさんの砂子を蒔き、思い思いの作品を仕上げていました。
年長の園児22名が参加し、積極的に作品を作りあげていきました。たくさんの砂子を重ねたり、蒔く砂子を慎重に選んだりとそれぞれの楽しみ方で制作を行っており、ひとりひとりの個性が感じられました。
片付けの時間には、「みんなでキラキラを集めよう!」と先生が声をかけると、園児たちは一生懸命落ちた砂子や色紙を集め、片付けまでしっかり楽しんで行うことが出来ました。
制作後には、園児から「キラキラが可愛かったよ」、「もっとやりたかった~」、「また明日も来てー!」等の感想が聞かれ、最後は全員で「ありがとうございました!」と一礼をして活動を終えました。今回の園児の作品は、今後尾道市役所のギャラリーに展示予定です。
秋には今年度2回目の活動を予定しています。